「七福神めぐり」と一口にいっても京都七福神・京の七福神・都七福神・泉涌寺七福神・天龍寺七福神などさまざまです。今回ここでご紹介するのは、 洛北から宇治までの人気寺社によって編成された「都七福神」のコース。それぞれに由緒のあるお寺ばかりです。 お正月には「都七福神めぐり」の京都定期観光バスが運行されていますので、お参りされる方には便利です。 |
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●七福神の由来
七福神とは、恵美寿神、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老神、布袋尊という七人のメンバーで構成されており、彼らのうち恵比寿神だけが日本古来の神様で、大黒天、毘沙門天、弁財天はインドの神様、福禄寿、老寿神、布袋尊は中国の神様です。 初めのうちは、恵比寿さんと大黒さんが盛んに祀られましたが、室町時代、禅と茶道が流行し竹林の七賢人などの絵が書院や茶室の床掛けに人気をよび、このため、七賢になぞらえて福神を七人にしようと次々と神様が追加されたとのことです。江戸時代から、京都の人は正月二日の夜に、宝船に乗った七福神の絵を枕の下に入れて縁起の良い初夢をみようとしました。 |
●七福神の紹介と都七福神めぐり
恵比寿神
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恵美寿神社
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大黒天
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妙円寺
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毘沙門天
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東寺
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弁財天
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六波羅蜜寺
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福禄寿
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赤山禅院
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寿老神
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行願寺
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布袋尊
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万福寺
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