紅葉 ・・・ | |
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空海が法輪寺という小寺を建てたものを、健保6年(1218)宋より帰朝した月輪大師が台・密・禅・浄の四宗兼学の道場として興したのが始まりです。その時、境内より清泉が湧き出したので、「泉涌寺」と改名されたとのことです。
古くから皇室の帰依があつく、「みてら」とも呼ばれています。境内の月輪陵(つきのわのみささぎ)、後月輪陵には、後水尾天皇以降14代にわたる天皇陵を含めて、25陵もの陵墓が鎮まっています。
広い境内には仏殿・舎利殿・観音堂・開山塔などの伽藍が整然と並んでいます。大門の正面にある仏殿は、徳川家綱の再建のもので、運慶作と伝える釈迦・弥陀・弥勒の三尊が安置され、天井には狩野探幽の壁画が残されています。また、このあたり一帯は東福寺とともに紅葉の美しいところとして有名です。
◇楊貴妃観音像◇
観音堂に安置されているもので、唐の皇帝玄宗が、亡き楊貴妃の冥福を祈りその俤を残し作った等身大坐像です。昭和30年までは100年に1度しか公開されなかったとのことですが、なるほど、見事な観音様です。
(取材日:1995年)
仏殿
一番最初に目にはいるこの仏殿の中には巨大な観音像が描かれた壁があります。この観音像はどの位置から見上げても必ずこちらを見つめているという不思議な絵になっているそうです。撮影禁止のためご紹介できないのが残念。
(取材日:1995年)