桜 ・・・ | |
紅葉 ・・・ | |
※このCHARTは、取材者の主観に基づくものです。 |
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高山寺は栂尾山と号し、宝亀5年(774)光仁天皇の勅願によって開創されました。鎌倉時代の建永元年(1206)明恵上人が中興開山されましたが、境内の石水院(国宝)は同上人が後鳥羽院より学問所として賜ったものです。一時は神護寺の別院で、当時の諸堂は兵火に消えましたが、石水院のみが残り、鎌倉時代初期の寝殿造りの優雅な趣を残しています。
「洛西の古文化財の宝庫」と呼ばれていますが文化財は非公開で唯一有名な国宝「鳥獣人物戯画」の模本が、石水院に展示されているのみなのは残念です。
境内には巨大な杉や老松、楓などの樹木が茂り、自然の景観をそのままに、「華厳浄土」にふさわしい寺域をなしています。四季を通じてその景観美から観光客も多く、特に紅葉の時期には多くの人がここに訪れます。
槙尾の西明寺、高雄の神護寺と並んで京都の紅葉の代名詞となっています。
(取材日:1995年)
石水院
ここでは有名な鳥獣戯画の模本を見ることができます。
(取材日:1995年)
高山寺案内
なんとこの案内板は手描き!油絵の具のような顔料で描かれています。
(取材日:1995年)
石水院の門を中から見る
少し色づきかけた樹木とベストマッチじゃないでしょうか。
(取材日:1995年)
開山堂
北山杉とタカオカエデとの色彩の調和が心を和ませます。
(取材日:1995年)
金堂
奥深い山のこのような金堂に出会うと思わず合掌せずにはいられない。そういう気高さは歴史によるものなのでしょうか。
(取材日:1995年)