桜 ・・・ | |
紅葉 ・・・ | |
※このCHARTは、取材者の主観に基づくものです。 |
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平安時代初期に、文人・藤原関雄の閑居だった地を、彼の没後、空海の弟子・真紹僧都が寺に改めたもので、正式名は禅林寺といいます。永観堂の名は、平安時代中期に入寺した、永観律師に由来しているとのことです。
釈迦堂から、孔雀の襖絵と抜け雀の欄間がある小方丈、火除の阿弥陀如来を安置する瑞紫殿、長谷川等伯・狩野元信の襖絵がある方丈、法然上人像を祀る御影堂と順番に回廊を伝って行くと本堂にたどり着きます。ここに安置されているのは、首を左後方に振り返っていることで有名な「みかえり阿弥陀」(重要文化財)です。これは永観律師が念仏行道をしていると、阿弥陀仏が先に立ってともに行道をはじめ、驚いた永観に向かって振り向き「永観遅し」と言われたとか…。とても愛らしい御姿で京都六阿弥陀仏のひとつです。
また、古今集に「おく山の 岩がき紅葉 散りぬべし 照る日の光 見る時なくて」と歌われ、「モミジの永観堂」と呼ばれるように、東山随一の紅葉の名所で、全山が錦に染まる晩秋の頃は、たいへん美しい景観を見せてくれます。
(取材日:1995年)
映える紅葉
京都有数の紅葉名所の中でも白眉である永観堂。古今集に歌われているその情緒を、1000年以上の時を経て同じように共有できるということは幸せなことですね。
(取材日:1995年)
釈迦堂前庭
勅使門の前にある市松模様を描く美しい庭です。その位置からわかるようにこの砂盛りは、昔、天皇の勅使がこの砂の上で身を清めていたそうです。
(取材日:1995年)
売店の風景
観光の名所ということもあり、お土産物も多数あります。こういう場所でお話をうかがうと、意外な情報が手に入ることもありますよ。
** 2007.7.2/今は売店はないとのこと 永観堂HP管理者の方より **
(取材日:1995年)
三鈷(さんこ)の松
世にも珍しい葉が長く、しかも3本であることからこれを持っていると3つの福が備わるといわれているそうです。
(取材日:1995年)