紅葉 ・・・ | |
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浄土宗の祖、法然上人が弟子の住蓮、安楽とともに、六時礼賛(昼夜6度にわたって阿弥陀仏を礼拝すること)を勤めた旧跡で、一時廃絶していましたが、延宝8年(1860)に地恩院の門主をしていた万無上人によって再興されました。
数寄屋風の茅葺きの門を入ると、森閑とした境内が開け、本堂・方丈・経蔵・書院・宝蔵・鐘楼などが建ち並んでいます。門をくぐり前庭の石畳左右にしつらえられた台形の砂盛りは水の象徴で、その間を通ることで参詣者の心身が清められるとのことです。
本堂には、恵心僧都作と伝えられる阿弥陀如来坐像と、法然上人の木像が安置されており、方丈の襖絵は狩野光信筆と伝えられ、重要文化財です。また、境内の墓地には、作家の谷崎潤一郎や経済学者の河上肇など著名人の墓もあります。
自然に恵まれた緑深き法然院は、椿の名所としても有名で、五色散椿など種類も多く見事です。静寂に包まれ、閑静な雰囲気の漂うお寺です。
(取材日:1995年)
白砂壇
砂の表面には水を表す波紋だけでなく、季節ごとの紋様も描かれます。紅葉のこの季節「もみじ」を描こうとされているところです。
(取材日:1995年)
苔庭
緑色の絨毯を敷き詰めたような苔庭に紅色に染まったモミジの葉が点々と・・・。
(取材日:1995年)