桜 ・・・ | |
紅葉 ・・・ | |
※このCHARTは、取材者の主観に基づくものです。 |
※このサイトの情報は、弊社が独自に取材したものです。
銀閣寺の最新情報は公式サイトをご覧ください。
※情報に誤りがある場合は、お問合せからご連絡下さい。
足利8代将軍義政が、祖父の義満が建てた金閣寺にならって、文明14年(1482)に山荘の東山殿を建立したのが始まりです。義政の死後、彼の遺言により臨済宗相国寺派の寺に改められ慈照寺となりました。
柿葺の屋根を持つ観音殿(銀閣寺)は下層が心空殿と呼ばれる住宅、上層が聴音閣と呼ばれる仏堂になっており、2つの様式を組み合わせた建物になっています。
また、特別名勝、特別史跡の庭園は西芳寺(苔寺)の庭園を模して義政と善阿弥の指導によって作庭されたものです。上下2段に大別され、上段は枯山水庭園、下段は池泉回遊式庭園で、中央に錦鏡池が広がっています。
義政公は諸芸道の達人を東求堂に集め、芸術三昧の晩年を過ごしたとされています。その舞台となったのが東求堂内の同仁斎で、現存する最古の書院造りで四畳半茶室の原型と伝えられています。金閣寺の北山文化の華やかさに比べて、ここ銀閣寺は東山文化の「わび・さび」の世界を漂わせているところです。
(取材日:1995年)
向月台
庭園に入ってすぐに目につくのがこの富士山のような型の盛砂です。
(取材日:1995年)
銀砂灘と本堂
本堂前の大海原を思わせるような見事な盛砂です。
(取材日:1995年)
東求堂(国宝)
内部には義政公と阿弥陀如来の木造が安置されています。
(取材日:1995年)
錦鏡池から東求堂
錦鏡池側から見た東求堂、典型的な書院造りの建物です。
(取材日:1995年)
紅葉の境内
12月初旬、鮮やかに彩づいたもみじが残る庭園です。
(取材日:1995年)
先月泉
錦鏡池の南東にある「先月泉」という小さな滝です。
(取材日:1995年)
千代の槇
樹齢500年の見事な槇の木です。
(取材日:1995年)