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慈覚大師が開基ですが、長和2年(1013)に寂源法師によって建立されました。文治2年(1186)に浄土宗の宗祖・法然と旧仏教の碩学と宗論を戦わせた「大原問答」はあまりにも有名です。
日本音楽の源流といわれる声明音律の発祥の地と呼ばれ、来迎院と並んで大原二流の一流をなしています。
すぐ近くに、勝林院にゆかりのある宝泉院があります。
境内には鐘楼と本堂があり、その呼び名は証拠阿弥陀堂といわれ、旧本尊は寛仁4年(1020)の「大原談義」から150年余り後の「大原問答」で説法の証を示したことから「証拠の阿弥陀」と呼ばれています。また、大原問答をしのばせる問答台や法然腰掛石もあります。
◇声明(しょうみょう)◇
寺院で行われる儀式のなかで僧侶によって唄われる音楽です。経典に旋律をつけて合唱し、仏を賛仰する、キリスト教の教会音楽に匹敵する宗教音楽です。また声明は、平曲や謡曲などの日本音楽に大きな影響を与え日本の音楽の源流であるといわれています。
本堂内ではボタンを押すと声明が自由に聞けるようになっており、本堂に響きわたる歌声を聞いていると、しばし時を忘れ、幻想的な気分に浸ることができます。
(取材日:1995年)
本堂
本堂内には阿弥陀如来をはじめ、法然上人御木像・十一面観世音菩薩などたくさんの仏さまがおられます。
(取材日:1995年)