応永22年(1415)日隆によって創建されましたが、当時は「本応寺」という名前で、場所も現在地より少し離れたところにありました。
中世後期には法華宗の大本山として栄えますが、天文5年(1536)の戦乱によってほとんどが焼失してしまいます。その後、日承上人によって広大な敷地に再びお堂が建てられますが、天正10年(1582)の本能寺の変によってそのほとんどを失いました。
天正15年、豊臣秀吉の命により現在地に移転され、大寺院となりますが、江戸時代の火災により焼失し、現在のお堂は昭和3年に再建されたものです。
(取材日:2009年4月)
日蓮上人像
山門のすぐ脇に「日蓮大聖人 辻説法」の像があります。
(取材日:2009年4月)