桜 ・・・ | |
紅葉 ・・・ | |
※このCHARTは、取材者の主観に基づくものです。 |
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寛喜元年(1229)、藤原兼基の子・静基権僧正を開基として創建された、元天台宗寺門派のお寺です。紫野や御所の近くなど、たびたび場所を変えましたが、応仁の乱の戦火を避けるため、岩倉に移されました。
江戸時代初期に足利義昭の孫・義尊の母が後陽成天皇に仕えたことから、天皇家とも繋がりを持つようになり、享保5年(1720)には東山天皇中宮・承秋門院の大宮御所が岩倉に移築されました。
また、かの岩倉具視も一時ここに住んでいたことがあるとのことです。
堂内では狩野派のふすま絵を間近で見ることができるほか、有名な床もみじ、床みどりと呼ばれる、庭の紅葉が黒光りした床に反射する美しい光景を見ることができます。
庭は池泉回遊式庭園と枯山水の石庭があり、四季折々の景観を楽しむことができます。
(取材日:2009年10月)
池泉回遊式庭園
紅葉が水面に反射し、とても綺麗です。
(取材日:2009年10月)
枯山水
こちらは枯山水です。決して広くはない境内ですが、2種類の庭がまったく違う美しさを見せてくれます。
(取材日:2009年10月)