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上賀茂神社の境内を流れる御手洗川は、神域を出ると明神川と名前を変えます。その明神川に沿って、土塀と石塀で囲まれた社家が立ち並んでいます。社家とは上賀茂神社に使えた神官たちの屋敷のことで、古くは15世紀からあったといわれており、現在では30軒余りの社家が残っています。中でも唯一公開されている錦部家(にしごりけ)の旧宅・現在の西村家別邸は現存する社家の中で最も昔の面影をとどめています。
建物の前に広がる庭園は、養和元年(1181)上賀茂神社の神主の藤木重保が作庭したものです。庭内へ明神川の水を取りいれて「曲水の宴」のための小川(曲水川)としたあと、再びもとの明神川へ返す工夫がされています。また、神事の前に身を清めた井戸や、神山(上賀茂神社の御神体山)の降臨席を形取った石組などが残っていて当時の神官たちの生活をうかがうことができます。
(取材日:1995年)
前庭
緑豊かな樹木が生い茂る清楚な雰囲気のお庭です。
(取材日:1995年)
池庭
建物裏にも池庭があり、椅子が置かれていてゆっくり鑑賞することができます。
(取材日:1995年)