桜 ・・・ | |
紅葉 ・・・ | |
※このCHARTは、取材者の主観に基づくものです。 |
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仁和2年(886年)光孝天皇の勅願寺として大内山の麓に着工したのが始まりで、光孝天皇の遺志を継いだ宇多天皇によって同4年に完成しました。
室とは僧の住む場所のことで、尊称して御室(おむろ)と呼ばれるようになったのですが、後にこの付近一帯の地名として定着しました。それにちなんで、仁和寺は別名「御室御所」とも呼ばれるようになりました。
真言宗御室派の総本山で、常に皇室と密接な関係を持つ門跡寺院として格式を誇っています。また、御室桜で名高い場所でもあります。
重厚な二王門を抜けると、左手に宸殿・白書院・黒書院などの御殿が並び、中門へと進むと金堂・御影堂・五重塔・観音堂があります。境内にある仁和寺霊宝館には本尊木造阿弥陀如来および両脇待像、絹本著色(けんぽんちゃくしょく)、孔雀明王像などの国宝をはじめ貴重な文化財を所蔵しています。境内は自然に恵まれ、春は御室桜(中門の左手一帯に咲き誇り高さ2m足らずの里桜)が、秋は紅葉など、四季折々の風情が楽しめます。また、背後にそびえる成就山は御室八十八ヶ所の遍路になっており、約3km、2時間あまりのコースになっています。
(取材日:1995年)
金堂(国宝)
京都御所の紫宸殿を移築したもので、王朝の気品に満ちています。
(取材日:1995年)
五重の塔(重要文化財)
各層の屋根の大きさがほぼ同じだとか。これは江戸時代の特徴を表わしているそうです。
(取材日:1995年)
南庭
白砂と杉松の施された庭には左近の桜、右近の橘が植えられています。
(取材日:1995年)
宸殿内部
床、違い棚、帳台構などがあり、螺鈿細工が施された本格的書院があります。
(取材日:1995年)
二王門
江戸時代に建てられ左右に金剛力士を安置することから、二王門と呼ばれています。「仁王」でないところがミソです。
(取材日:1995年)
金剛力士像
今にも動き出しそう。下から見上げるので威圧感倍増。
(取材日:1995年)