桜 ・・・ | |
紅葉 ・・・ | |
※このCHARTは、取材者の主観に基づくものです。 |
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平安時代初期、承和年間(834~47)に嵯峨天皇が慈覚大師を開祖として建立したのが起こりです。その後荒廃しましたが、法然上人らによって再興されました。応仁の乱によって堂宇伽藍が全焼しましたが、本堂・唐門は約30年後再建されました。本堂「二尊院」の勅額(後奈良天皇)、唐門「小倉山」の勅額(後柏原天皇)はこの時に下賜されたものです。
本堂右に釈迦如来像、左に阿弥陀如来像の二本尊(ともに平安末期の作で重要文化財)を安置しており、二尊院の名もここから名付けられました。正しくは、小倉山二尊教院華台寺ということです。
山腹の墓地には、三条実美・角倉了以・俳優の阪東妻三郎など有名人の墓が多数あります。また、総門をくぐれば「紅葉の馬場」と呼ばれる広い参道があります。名前のとおりここは紅葉の名所として有名で、秋ともなれば多くの人が訪れます。人気のない時期は本当に落ち着いた雰囲気のお寺です。
(取材日:1995年,2007年12月)
本堂
境内は紅葉の名所として有名ですが、松の緑も清々しく落ち着いた雰囲気です。
(取材日:1995年)
紅葉の馬場
伏見城の薬医門を移築した総門をくぐれば広い参道が続きます。
(取材日:2007年12月)