創建時期についてははっきりしませんが、『日本書紀』に聖徳太子の命により広隆寺が建てられたという記述があるため、7世紀前半という説が有力なようです。
火災や災害によりたびたび焼失し、永万元年(1165年)に重要文化財である講堂が再建されました。
講堂には、国宝の木造弥勒菩薩半跏像が安置され、本堂には、本尊である聖徳太子立像が祀られています。
毎年10月12日には、京都三大奇祭の一つである牛祭が行われます。
(取材日:2009年1月)
講堂(重要文化財)
中には国宝の木造弥勒菩薩半跏像が安置されています。
(取材日:2009年1月)
本堂(太子殿)
本尊の聖徳太子立像が安置されています。
(取材日:2009年1月)
地蔵菩薩(腹帯地蔵)
弘法大師が作ったと言われる、安産の願いが込められた地蔵菩薩が安置されています。
(取材日:2009年1月)