正式名称は木嶋坐天照御魂(このしまにますあまてるみたま)神社といい、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)、大国魂神(おおくにたまのかみ)、穂々出見命(ほほでみのみこと)、鵜茅葺不合命(うがやふきあえずのみこと)を祀っています。
『続日本紀』に神社名が記載されていることから、大宝元年(701)以前に建立されたと言われますが、社殿は明治以後に作られたものです。
古墳時代には、神社の東側に織物の神を祀る蚕養(こかい)神社があったため、『蚕の社』と呼ばれるようになりました。
古来より祈雨の神としての信仰が厚く、境内には元糺(もとただす)の池という湧き水の池があります。池の中には京都三鳥居の一つ、石製三柱鳥居が立っています。
土用の丑の日にこの池に手足を浸すと、病気が治るとも言われています。
(取材日:2009年1月)
三柱鳥居
残念ながら、池と柵があって近くまで寄ることができませんでしたが、写真の右奥に三柱鳥居が立っています。
(取材日:2009年1月)
社殿
境内全体が木々に囲まれていて、とても神聖な雰囲気の神社です。
(取材日:2009年1月)